「Climbers2021」Day2
2日目は「経営課題・地方創生・脱アナログ・ジェンダー・芸術など日本の課題を乗り越える」です。
まずは平井 卓也さん(デジタル改革担当大臣)。
一般企業を経て政界へ進出された方です。デジタル化が進んでいる国は、エストニアやデンマーク、韓国とのこと。やっぱり日本は、かなり遅れているんですね。
平井さんは、失敗をたくさんされたが、そこから学ぶことで活きてくるとおっしゃってます。
「未来は予測ができないので、そこがワクワクして楽しい」
続いて井原 慶子さん(カーレーサ―)。
ヨーロッパでも、日本でも、女性のレーサーは・・と言われてきたけれど、フランスチームはレディーファーストの精神からか?たとえ新人でも女性でも大舞台に出すと言ってくれたそうです。物事の進め方が素晴らしくて感動しますね!
また住んでる愛知県で、新たな挑戦をされているそう。
それは「かすがいGOGO!」という一人乗りのバイク?乗り物?です。こちら(東京)にもあるのかな?
若宮 正子さん(NPOブロードバンドスクール協会理事)は、86歳の最高齢プログラマーとして登壇されました。彼女はiOSのアプリ「hinadan(ひなだん)」を作られました。
好奇心と創造力でいろんな人の力も借りながら、どんどん進んでいく方のようで、良いですね!
失敗もしたけど、クリエイティビティ!で、まずはやってみること、ですね。
AIスピーカー、スマートウォッチを使って、いまはVRも。やっぱりご高齢の方にPCを教えるためには、まず自分自身が身につける必要があることです。
お昼休憩をはさんで、藤川 球児さん(阪神タイガース)。
彼はプロになってからフォームを大改造していますね。
そしてメジャーに挑戦したりと、人生で何度か大きな決断をされました。
メジャーでプレー中に故障して手術したときに、日本では原因は何だったのかと起こってしまったことを追求する?感じだったのですが、アメリカは復帰したらどうなりたいか?を話すので、自分のマインドが変化したそうです。
また藤川さんは抑えのエースなので、8回、9回までずっと後ろでモニターを見てきたそうです。そのためか、後輩のピッチャーに「こうしたらどうかな?」とアドバイスもできたとか。自分のチームのことをよく知っているんだなぁ~と感動しました。
そして山北 栄二郎さん(株式会社JTB代表取締役)は、世界に27000人の社員がいる会社のトップですが、物腰の柔らかい人だなぁと思いました。
旅を円滑に進められるよう「臨機応変」と「現場力」で乗り切る方です。
今コロナで旅行ができない中、社長に就任されて、いろんな方と1on1ミーティングされたとか。
彼曰く、形式的じゃなく、本質でコミュニケーションすることだそうです。
赤裸々に、ありのままに語ることで、嘘をつかなこと、素直であることが大事ですね!
伊達 公子さん(テニスプレイヤー)。
26歳で引退したけれど、37歳で復帰した伊達さん。何かするときに失敗を恐れないことだそうです。一旦落ちでしまっても恐れず、耐えて決断すること。
やっぱり人と比べないで、自分がどうありたいか?を考えることが重要ですね。
渡邉 淳さん(Mipox株式会社 代表取締役社長)と加藤 勇志郎さん(キャディ株式会社 代表取締役)のお話では、上司と部下のような上下関係がなく、フラットであること。
年齢は見ないですね。
そしてスピード感を持って、学ぶ姿勢が嬉しい。
とにかくオープンに、フラットに、透明性を持つことが大事とのことです。
野並 晃さん(株式会社崎陽軒 専務取締役)は、公益社団法人日本青年会議所の会頭も務められていて、堂々とお話して頂けました。
笑顔が素敵ですね。
最後は宮本 亞門さん(演出家)。
彼は芸者やお茶が好きな子供で、人見知り、引きこもり、大学中退した人でした。
その彼が「奉仕型リーダーシップ」に目覚め、人を人として見てきました。
このときは、本当にやりたいことができる面白い時期ですね。
「離見の見」=演者が自分をはなれ観客の立場で自分の姿を見ること。自分の演技について客観的な視点をもつことをいう。
そうですが、本当に自分を客観視できる支点ですね。
それでは、また!