使っているもの

重炭酸ナトリウム、つまり重曹を使い始めて、もう1年に!

重炭酸ナトリウムって?

実は1年前まで、炭酸水素ナトリウム、別名重炭酸ナトリウムが「重曹」だと知りませんでした。。
化学式がNaHCO3で表されるナトリウムの炭酸水素塩のことですね。
常温で白色の粉末状。水溶液のpHはアルカリ性を示します。水には少し溶けて、メタノールにもわずかに溶解するけれど、エタノールには不溶だそうです。

重曹は何に使われるの?

まず最初に「食品添加物」として調理に使われます。
加熱すると二酸化炭素を発生する性質があるので、食材に練り込んで加熱すると、多孔質でフワフワ&サクサクの生地ができます。
つまりベーキングパウダーの代替品としてクッキー、パンケーキ、どらやきなどを膨らませるのに用いられますね。

口中で炭酸ガスを発生させるソーダ飴には、粉末で封入されます。
ワラビなどの山菜やタケノコのアク抜き、松の実などの臭み取りといった用途のほか、グレープフルーツや夏みかんの酸味を中和させる効果もあります。

続いて「洗浄・脱臭効果」があります。
洗剤としてティーカップなどの茶渋を落としたり、換気扇などの油汚れ・焦げ落とし、練り歯磨きやうがい、タイルのカビ落としや排水口の汚れ落としなどに使われます。
重曹水は石鹸水より弱いアルカリ性で、油脂に対する洗浄効果は弱いのです。携帯ポットなどは洗いにくく、洗剤が落ちにくいけれど、重曹は安全に洗える優れものです。

また「農業・園芸」にも。
重曹は優れた殺菌効果を持っていて、農業の場でもうどんこ病などの殺菌剤として使われて、「ハーモメイト水和剤」などの重曹をベースとした農薬も作られています。

いろいろ用途が盛りだくさんな「重曹」
毎日の歯を磨いた後、うがいとして使っています。
また汚れが酷い食器などの洗浄に、玄関の靴箱に入れて、脱臭効果を試してみてもいいですね。

それでは、また。