「珈琲きゃろっと」は??
内倉さんが、北海道恵庭市恵み野の1万人ほどが暮らす、のどかな町で「珈琲きゃろっと」を開いたそうです。昔サラリーマン時代、コーヒーが苦くて、口の中にいつまでも嫌な香りが残るのが苦手だった内倉さんは、コーヒーが嫌いでした。
あるとき実家に帰ったら、お母さんから出されたコーヒーを飲んで、衝撃を受けたんです。それで「なんで、このコーヒーはこんなに旨いの!?」って聞いたそうです。
お母さんから「スペシャルティコーヒー」っていうコーヒー豆があることを教えてもらい、コーヒーの焙煎によっても品質が大きく変わるんだと学んだそうです。
内倉さんは、凝り性な性格で、その日から来る日も来る日も、コーヒーのことを考えていました。
どうせやるなら、世界で一番おいしいコーヒーをお客様に提供したい、と思ったそうです。僕の中では、心の底から「自分のコーヒーが一番おいしい」と胸を張って言えるようなコーヒーを創りたいなと思って始められたそうですね。
内倉さんの思い
”コーヒーは嗜好品なので、召し上がるお客様によって、好みが分かれる飲み物です。
ですが、あなたがもし共感して頂けるのであれば、
僕はコーヒーを通して、あなたに「コーヒーを飲む時間が待ち遠しくなるような、素敵なコーヒータイム」
を提供することができます。”と、内倉さんは言います。
1杯あたり、数十円のコーヒーを、毎日自宅で楽しむことができます。
「たかがコーヒー、されどコーヒー」
コーヒーメーカーでも簡単に、プロ顔負けの味が出せるほどの、コーヒー豆ですね。
全国からたくさんの自家焙煎店が参加した2009年のSCAJ「エスプレッソブレンドチャンピオンシップ」で、きゃろっとを含む北海道チームが一般審査員の部で第1位に輝いたそうです!すごいですね~
美味しいコーヒーの条件
①多くの人は知らないコーヒー豆の鮮度
生豆の状態で保管すれば、何年でも品質が保持できると言われていますが、その状態でも徐々に水分は抜けていき、風味を構成する成分は減少していきます。そのため基本的に「ニュークロップ」という収穫から1年以内の新しい生豆を使用しております。
②素晴らしい素材とその選定・選別
全てのコーヒー豆は、予め「カッピング」というコーヒー豆の品質鑑定を行ってから、良質なもののみを厳選しております。SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)認定の「カッピングジャッジ」CQI認定の「Qグレーダー」という2つのコーヒー鑑定の国際認定資格を持つ店主が確かな舌で選び抜いた逸品ばかりです。
③素材の味を最大限に引き出す焙煎
全ての焙煎工程を1秒単位で記録しております。
■仮説→検証→分析→改善
これをどれだけ、記録し、繰り返してきたか?それが焙煎士の経験となり、技術となり「職人の勘」となるのです。
④職人の技術が集約された焙煎機
設計者の井上さんは「科学未来館」のロボットを出展しているほどの優れた技術者です。大量生産は出来ませんが、大型焙煎機には出せない味を創り出してくれます。
「コーヒーのことを、あなたによく知ってもらい、ワンランク上の上質なコーヒータイムを味わってもらいたい」という内倉さんでした!
それでは、また。